2026年秋季神奈川県大会が9月5日に開幕しました。
この日は1回戦18試合と2回戦6試合の計24試合が終了。津久井浜-横浜商大は中止となりました。
かなマネでは1回戦18試合を事前に予想し、結果は**13勝5敗、的中率72.2%**でした。
ただ、試合結果を見ていて気になったのは、勝敗以上にスコアの出方です。
地区予選では得点力が目立っていた学校が県大会では無得点に終わった一方、予選ではそこまで大きな数字を残していなかった学校が大差をつける試合もありました。
今回は全24試合を一つずつ振り返るのではなく、9月5日の結果から見えてきた予想の課題と、今後重く見たいポイントを整理します。
9月5日の試合結果
1回戦
| 対戦カード | 結果 |
|---|---|
| 鶴見大附-松陽 | 0-10 |
| 茅ケ崎北陵-希望ケ丘 | 2-6 |
| サレジオ学院-藤沢翔陵 | 0-8 |
| 湘南学院-金沢総合 | 14-5 |
| 大和南-綾瀬 | 7-18 |
| 新羽-白山 | 3-4 |
| 上矢部-百合丘 | 7-6 |
| 綾瀬西-平塚農商 | 11-0 |
| 座間-相模原 | 4-7 |
| 麻溝台-横浜栄 | 0-1 |
| 厚木北-柏陽 | 12-1 |
| 横須賀大津-川崎総合科学 | 3-5 |
| 高浜-山手学院 | 2-5 |
| 多摩-旭丘 | 0-4 |
| 相模原城山-荏田 | 8-7 |
| 藤嶺藤沢-横浜緑ケ丘 | 3-2 |
| 中大横浜-藤沢清流 | 8-4 |
| 浅野-横須賀総合 | 12-3 |
2回戦
| 対戦カード | 結果 |
|---|---|
| 生田-横須賀学院 | 0-7 |
| 湘南-横浜商 | 10-3 |
| 星槎国際湘南-アレセイア湘南 | 5-6 |
| 橘学苑-相洋 | 0-10 |
| 川崎工科-厚木西 | 7-6 |
| 追浜-横浜創学館 | 0-10 |
予想を振り返って見えた3つの課題
1.信頼度Bはもう少し厳しく付けたい
まず見直したいのが信頼度です。
1回戦18試合の結果は、
| 信頼度 | 的中 | 的中率 |
|---|---|---|
| A | 1/1 | 100% |
| B | 7/10 | 70.0% |
| C | 5/7 | 71.4% |
| 全体 | 13/18 | 72.2% |
全体では7割を超えましたが、BとCの的中率がほとんど変わりませんでした。
外したカードを見ると、その理由も少し見えてきます。
横須賀大津-川崎総合科学では、横須賀大津が地区予選で横浜商大を14-11で破ったことを高く評価しました。
ただ、横須賀大津は地区予選で失点も多く、川崎総合科学にも低失点で勝った試合がありました。結果は川崎総合科学5-3横須賀大津。
多摩-旭丘も、多摩が桐光学園から6点を取ったことを評価しましたが、旭丘にも日大藤沢がいるブロックを勝ち抜いてきた材料がありました。
結果は旭丘4-0多摩。
荏田-相模原城山も延長10回の8-7。結果から見ても、かなり差の小さいカードでした。
ここから考えると、
「本命にしたい理由がある」だけではBにしない
方がよさそうです。
今後は、本命側に複数のプラス材料があり、さらに相手側を一段下に見る理由まで確認できる試合をBにします。
どちらにもはっきりした強みがあるなら、本命を選んでもC。
この方が、信頼度そのものの意味も分かりやすくなりそうです。
2.地区予選の数字は「誰との試合だったか」をもっと見る
もう一つ大きかったのが、地区予選での得点と県大会での得点が必ずしもつながらなかったことです。
多摩は地区予選で桐光学園から6点を取り、残り2試合でも二桁得点を記録していました。
ところが県大会では旭丘に0-4。
鶴見大附も地区予選では大きな得点を重ねていましたが、松陽には0-10でした。
追浜も地区予選では17-2、3-2、6-0と安定していましたが、横浜創学館には0-10。
地区予選で大量得点していたからといって、そのまま県大会でも同じ攻撃ができるわけではありませんでした。
逆に、藤嶺藤沢のように派手な得点を重ねていなくても、湘南工大附との地区予選を1-5で戦い、県大会では横浜緑ケ丘との接戦を3-2で勝った学校もあります。
横浜栄も横浜創学館に4-5まで競り、県大会では麻溝台を1-0で破りました。
この違いを考えると、地区予選では3試合の合計数字だけではなく、
そのブロックで力のある相手と戦った時に、どんな試合になったか
をもっと重く見た方がよさそうです。
特に、ブロック1位と2位の直接対決は参考になりそうです。
相模原は東海大相模に2-3。その後、県大会では座間を7-4で破りました。
藤嶺藤沢は湘南工大附に1-5。県大会では3-2。
こうした試合では、大量得点の有無よりも、相手が強くなっても試合を大きく崩さずにいられたかが見えます。
今後は地区予選3試合を同じように見るのではなく、まず上位校同士の試合を確認し、そこから残りの結果を重ねていきたいと思います。
3.勝ち上がるには「何点取るか」以上に失点を抑える力が重要かもしれない
9月5日の試合をまとめて見ると、勝った学校には相手を低得点に抑えた試合がかなりありました。
藤沢翔陵は8-0。
綾瀬西は11-0。
横浜栄は1-0。
旭丘は4-0。
厚木北は12-1。
藤嶺藤沢は3-2。
2回戦でも、横須賀学院、相洋、横浜創学館が相手を無得点に抑えています。
もちろん、湘南学院の14点や綾瀬の18点のような大きな得点も魅力です。
ただ、湘南学院は5失点、綾瀬は7失点でした。
相手がさらに強くなった時に、毎回14点や18点を取れるとは限りません。
一方、相手を2~4点程度に抑えられれば、自分たちの得点が少し落ちた日でも試合を続けることができます。
4-2で勝てる学校は、攻撃が少し落ちても3-2で勝てる可能性がある。
しかし7-6で勝つ学校は、次の試合で得点が2点落ちただけでも勝敗が大きく変わります。
9月5日の結果を見る限り、県大会を勝ち上がるうえでは、
「どれだけ点を取れるか」と同じくらい、あるいはそれ以上に「どこまで失点を抑えられるか」
を重く見る必要がありそうです。
スコアの出方にも予選との違いがあった
スコアについても、地区予選から比較的想像しやすかった試合と、かなり意外だった試合がありました。
藤嶺藤沢3-2横浜緑ケ丘や、横浜栄1-0麻溝台は、地区予選で力のある相手と接戦を経験していたことを考えると、ロースコアになる形は比較的イメージしやすい試合でした。
一方で、松陽10-0鶴見大附と旭丘4-0多摩はかなり意外でした。
特に鶴見大附と多摩は地区予選では得点力を見せていましたが、県大会ではともに無得点です。
逆方向では、綾瀬18-7大和南。
綾瀬の地区予選から18得点までの伸びを事前に読むのはかなり難しかったと思います。
2回戦では湘南10-3横浜商も印象に残りました。
横浜商も地区予選では安定した結果を残していましたが、県大会では湘南が10点まで広げました。
地区予選で見えていた数字は重要な材料ですが、県大会でどこまで残るかには差があります。
その差を見つけるためにも、今後は相手の強さとセットでスコアを見る必要がありそうです。
9月5日を受けて、今後はこう予想する
今回の結果を踏まえて、予想するときの順番を少し変えます。
まず地区予選では、ブロック上位校同士の直接対決を重く見ます。
そこで、
力のある相手にも得点できたか。
相手の攻撃をどこまで抑えられたか。
を確認します。
そのうえで、残りの試合でも同じような力を繰り返し出せていたかを見る。
力量差のある相手への大量得点も評価しますが、それだけで県大会の得点力を判断しません。
そして県大会をすでに1試合戦っている学校については、地区予選よりも県大会で実際に見せた内容を強く反映します。
特に見たいのは、得点だけではありません。
相手が変わっても低失点で試合を作れるか。
ここを今までより重くします。
信頼度についても、
A
複数の材料で本命側の優位が大きい試合。
B
本命側に複数の優位があり、相手を一段下に見る材料もある試合。
C
本命は選ぶものの、両校に勝つ材料があり、展開次第で十分に逆転する試合。
という形に少し整理します。
9月6日の2回戦へ
1回戦予想は**13勝5敗、72.2%**でした。
ただ、9月5日に得られた一番大きな収穫は、的中率そのものではありません。
地区予選の数字が県大会でも残った学校と、そうではなかった学校が見えてきたこと。
そして、2回戦まで含めて見ると、相手を低得点に抑えた学校の強さがかなり目立ったことです。
9月6日は、地区予選を1位で通過して2回戦から登場する学校と、すでに県大会を1試合経験した学校が多く対戦します。
地区予選で見えた力と、県大会で新しく見えた力。
どちらが次の試合でも残るのか。
9月5日から修正した見方を使いながら、2回戦も予想していきたいと思います。
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