2026夏の大会的中率80%を目指して③2025年検証|候補は拾えていた。でも、最後の重みづけでズレた

前回の記事では、2024年の検証を振り返りました。

1回戦は難しかった。
春の数字をそのまま勝敗やスコアに置くとズレた。でも、春ティア上位30は夏ベスト16の14校を拾えていた。

つまり、春ティアは「答え」ではなく、夏を読むための地図として使えそう。

ここまでが、2024年でつかんだ大きな方向性でした。

2026夏の大会的中率80%を目指して②2024年検証|春ティアは「答え」ではなく、夏を読むための地図になりそう
前回の記事では、かなマネがなぜ全試合予想をしたいのかを書きました。高校野球を、もっとドラマティックに。神奈川高校野球を、もっと盛り上げたい。そのために、勝敗だけではなく、「この試合はどんな形になりそうか」まで考えながら、夏の大会を見ていきた…


今回は、その次の2025年を見ていきます。

2025年は、2024年と違って、大会前にベスト16予想も出していました。

なので今回は、全試合の的中率だけではなく、
「大会前のベスト16候補をどこまで拾えていたか」
も一緒に見ていきます。

2025年を整理してみると、かなりシンプルでした。

候補は拾えていた。
でも、最後の重みづけでズレた。

2025年は、そんな検証結果だったと思っています。


2025年の的中率


まず、2025年夏の検証結果です。

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全体では、131/171。
的中率は76.6%でした。

2024年の77.8%と比べると、ほぼ同じくらいです。

ただ、中身を見ると少し違います。

2024年は、序盤の難しさが目立った年でした。
一方で2025年は、候補は拾えていたのに、最後の重みづけでズレた年でした。

同じ76〜77%台でも、課題の場所が違いました。

2025年は、3回戦が84.4%。
4回戦も75.0%。

ここまでは、春ティアを軸にした読みがかなり機能していました。

一方で、5回戦は5/8。
的中率は62.5%まで落ちました。

ここは、かなり悔しい結果でした。


春ティア上位30は、夏ベスト16の15校を拾えていた


まず確認したいのは、春ティアそのものです。

2025年の春ティア上位30を見直すと、
実際の夏ベスト16のうち15校が入っていました。

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春ティア上位30に入っていた夏ベスト16は、以下の15校です。

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上位30外から来たのは、法政二の1校でした。

これは、かなり大きい数字でした。

2024年は、春ティア上位30で夏ベスト16の14校。
2025年は、15校。

2年続けて、春ティア上位30は夏ベスト16候補をかなり広く拾えていました。

ここは正直、かなり手応えがありました。

少なくとも、春ティアの考え方そのものがズレていたわけではなさそうです。


大会前ベスト16予想も、候補としてはかなり拾えていた


次に、大会前ベスト16予想です。

春ティア上位30は、あくまで広い候補圏です。
一方で、大会前ベスト16予想は、実際のトーナメント表に当てはめて
「どの山からどこが出てきそうか」
を見たものです。

2025年は、この大会前ベスト16予想も出していました。

この予想は、見方を2つに分けると分かりやすいです。

「本命だけ」で見るか。
「本命+必要な対抗」まで含めて見るか。

結果はこうでした。

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本命だけで見ると、11/16。
的中率は68.8%です。

この数字だけを見ると、少し物足りなく見えます。

でも、2025年の予想では、いくつかの山を
「本命+必要な対抗」
で整理していました。

三浦学苑と藤沢翔陵。
桐蔭学園と法政二。
湘南学院と日大藤沢。
武相と桐光学園。

このあたりは、本命一本ではなく、対抗も必要な山として見ていました。

その対抗まで含めると、15/16。
的中率は93.8%まで上がります。

外したのは、横浜清陵・相模原弥栄の山から星槎国際湘南が来た1枠だけでした。

これは、かなり大事な結果です。

2025年は、全試合予想では76.6%。
でも、大会前のベスト16候補としてはかなり拾えていました。

つまり、課題は「候補を拾えなかったこと」ではありません。

候補は拾えていた。
でも、本命と対抗のどちらを上に置くかでズレた。

ここが、2025年の大きな反省だったと思います。


本命と対抗の上下が難しかった


2025年の大会前予想では、かなり良いところまで候補を拾えていました。

でも、最後に本命へ上げ切れなかった学校がありました。

藤沢翔陵。法政二。日大藤沢。桐光学園。

このあたりです。

たとえば、法政二。

桐蔭学園との山では、法政二を「怖い対抗」として見ていました。

ロースコアになりそうなことも、守備で削る可能性も見えていました。

でも、最後は桐蔭学園を本命にしました。

実際は、法政二が2-1で勝利。

構造は近かった。
でも、勝ち切る側を取り違えた。

これはかなり悔しいズレでした。

桐光学園も同じです。

春ティアでは低めに出ていましたが、夏補正注意の学校として見ていました。

それでも、武相との山では武相本命。

実際は、桐光学園が5-1で勝利しました。

ここも、桐光の復調を本線級に見直すべきだった試合です。

本命と対抗の上下をどう決めるか。

2025年は、ここにかなり課題が残りました。


5回戦以降で、春ティアに寄せすぎた


もう一つの大きな反省は、5回戦以降です。

3回戦は84.4%。
4回戦は75.0%。

ここまでは、春ティアを軸にした読みがかなり安定していました。

でも、5回戦は62.5%。

ここで一気に落ちました。

感じたのは、5回戦以降も春ティアや春評価を強く残しすぎたことです。

5回戦は、ベスト8を決めるラウンドです。

ここまで来ると、春の評価だけではなく、
今年の夏に実際に出ている形をもっと見た方がよさそうです。

川和 vs 平塚学園。

川和は春ベスト8で、守備型としてかなり高く見ていました。
でも、平塚学園は4回戦で14-0。
直近でかなり強い勝ち方をしていました。

予想は川和本線。
実際は、平塚学園が8-1で勝利。

ここは、平塚学園の直近内容をもっと強く見てもよかったと思います。

日大藤沢 vs 桐光学園もそうです。

桐光学園の復調を重く見て、桐光本線にしました。
でも、日大藤沢は直前の上溝南戦で10-0。

かなり強い内容を出していました。

実際は、日大藤沢が6-4で勝利。

ここも、日大藤沢の直近内容をもっと評価してよかった試合でした。

2025年は、4回戦までは春ティアを軸にする見方がかなり使えそうでした。

でも、5回戦以降は少し違う。

ベスト16に入った後は、春ティアよりも、
その夏に実際に出ている形
をもっと重く見る必要がありそうです。


2024年と2025年を比べると、課題が少し見えてきた


ここまで、2024年と2025年を見てきました。

2年分を並べると、かなり見えてくるものがあります。

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こうして見ると、春ティア上位30はかなり強いです。

2024年は14/16。
2025年は15/16。

つまり、夏ベスト16候補の母集団としては、かなり拾えていました。

ここは、かなり意外でもあり、手応えでもありました。

ただし、課題もはっきりしています。

2024年は、1回戦の信頼度Cカードが難しかった。
春数字をそのままスコアにしてしまうとズレた。

2025年は、候補は拾えていた。
でも、本命と対抗の上下でズレた。
そして5回戦以降で、春ティアに寄せすぎた。

つまり、春ティアを作ること自体よりも、
春ティアをいつ、どのくらい重く見るか
が大事になってきます。

ここが、2年分を整理して一番残った感覚です。


2025年は、候補は拾えていた年だった


2025年は、春ティアが外れた年ではありませんでした。

春ティア上位30には、夏ベスト16の15校。
大会前ベスト16予想も、本命+必要な対抗まで含めれば15/16。

候補は、かなり拾えていました。

だからこそ、反省は次の段階にあります。

候補を拾うこと。
その中から本命を選ぶこと。
大会が進んだあとに、直近内容へ切り替えること。

この3つは、似ているようで少し違います。

2025年は、そこがかなりはっきり見えた年でした。

候補を拾うことと、本命に置くことは違う。
そして、4回戦までの見方と、5回戦以降の見方も違う。

2025年で見えたのは、まさにそこでした。

2024年で、大きな方向性が見えた。
2025年で、その運用のズレが見えた。

では、この考え方は別の年でも使えるのか。

次回は、当初の予定にはなかった2023年を追加で見直していきます。

次の記事はこちら▼

2026夏の大会的中率80%を目指して④2023年検証|3年分で、夏予想の見方が少し固まってきた
まえの記事では、2025年の検証を振り返りました。2025年は、春ティアが外れた年ではありませんでした。春ティア上位30には、実際の夏ベスト16の15校が入っていました。大会前ベスト16予想も、本命+必要な対抗まで含めれば15/16。候補は…

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