2026夏の甲子園|ベスト8決定。ここまでの予想を振り返ります

夏甲子園2026

2026年夏の甲子園は3回戦までが終了し、ベスト8が出そろいました。

かなマネにとって、今回は初めて本格的に取り組んだ甲子園予想です。

大会前には49代表校を比較し、ベスト8・ベスト4・優勝校を予想。大会が始まってからは、1試合ずつ勝敗や試合展開を予想してきました。

かなマネでは、公開されている試合結果や各種データを、独自の予想モデル**「かなマネInsight」**を使って分析しています。

その分析をもとに、**最終的にどちらを優勢と見るのか、どのような試合になりそうかを予想するのは「かなマネ」**です。

今回はベスト8が決まったタイミングで、

大会前にはどこまで見えていたのか。
実際の試合では何が予想につながったのか。
そして、今後かなマネInsightをどう調整していくのか。

ここまでの予想を一度振り返ってみます。

ベスト8に進んだ8校

準々決勝へ進んだのは、

  • 天理
  • 三重
  • 仙台育英
  • 智辯和歌山
  • 花巻東
  • 横浜
  • 健大高崎
  • 有明

の8校です。

大会前に作った49代表校の暫定序列では、次の位置に置いていました。

学校事前序列
横浜1位
仙台育英4位
智辯和歌山9位
三重11位
天理13位
花巻東17位
健大高崎25位
有明31位

ベスト8のうち、6校が事前序列20位以内。

25位まで広げると7校が入っています。

そのため、大会上位へ進む可能性のある学校を探すところまでは、ある程度捉えられていたと思います。

一方で、その候補の中から実際にベスト8へ進む1校を選ぶところでは苦戦しました。

事前のベスト8予想は3/8

大会前にかなマネが予想したベスト8は、

天理、社、履正社、花咲徳栄、健大高崎、青森山田、英明、横浜。

実際に一致したのは、

天理、健大高崎、横浜

の3校でした。

**3/8、37.5%**です。

ここはかなり外しました。

ただ、結果を詳しく見ると、ベスト8進出校を大会前から低く見ていたケースばかりではありません。

実際にベスト8へ進んだ、

  • 仙台育英は事前4位
  • 智辯和歌山は9位
  • 三重は11位
  • 花巻東は17位

と、いずれも比較的高い位置に評価していました。

それでも組み合わせを見た後に、

仙台育英より花咲徳栄。

智辯和歌山より社。

三重より履正社。

花巻東より英明。

をベスト8予想に選びました。

つまり今回は、

上位へ来る可能性のある学校はある程度見えていたものの、力の近い学校同士から最後の1校を選ぶところで読み違えた

ケースが多かったことになります。

ベスト4・優勝予想は?

大会前のベスト4予想は、

横浜、履正社、花咲徳栄、健大高崎。

このうちベスト8へ残ったのは、

横浜、健大高崎

の2校です。

そして優勝予想は横浜。

横浜は現在も勝ち残っているため、こちらの答え合わせはまだこれからです。

3回戦までの勝敗予想は68.3%

大会期間中は、かなマネInsightを使って両校のデータを比較し、その分析をもとにかなマネが1試合ずつ勝敗を予想しています。

3回戦終了時点では、

28/41、的中率68.3%

となりました。

ラウンド別では、

ラウンド的中率
1回戦70.6%(12/17)
2回戦68.8%(11/16)
3回戦62.5%(5/8)
合計68.3%(28/41)

です。

事前のベスト8予想は37.5%でしたが、1試合ずつの勝敗予想では約7割。

ここにも、今回初めて甲子園全体を予想して分かったことがあります。

大会前に数試合先まで勝ち抜く学校を考えることと、実際の試合内容まで確認したうえで次の1試合を考えることでは、予想に使える材料が大きく違います。

かなマネの「信頼度」とは?

かなマネでは、勝敗予想とあわせて信頼度A・B・Cを示しています。

これも、かなマネInsightを使って両校のデータを比較した結果をもとにしています。

ただし、信頼度は「Aなら勝率90%」というような、その学校が勝つ確率を直接表したものではありません。

かなマネが予想を出す際に、

どの程度はっきりと一方を優勢と判断できるか

を表したものです。

  • 信頼度A:優勢と見る材料がかなり明確
  • 信頼度B:一方を優勢と見る材料がある
  • 信頼度C:両校の差が小さく、判断が難しい

という位置づけです。

そのため、信頼度Cが多い大会ほど、かなマネとしては**「優劣をつけにくい試合が多い大会」**と見ていることになります。

信頼度別では神奈川大会とほぼ同じ

3回戦終了時点の甲子園では、

  • 信頼度A:100%(2/2)
  • 信頼度B:78.6%(11/14)
  • 信頼度C:60.0%(15/25)

でした。

今夏の神奈川大会と比べてみます。

信頼度神奈川大会甲子園
A96.4%(27/28)100%(2/2)
B77.6%(66/85)78.6%(11/14)
C58.3%(21/36)60.0%(15/25)
全体76.5%(114/149)68.3%(28/41)

全体の的中率は甲子園の方が低くなりました。

ただ、BとCを見ると、神奈川大会とほとんど変わっていません。

大きく違ったのは、Cになった試合の多さです。

神奈川大会では149試合中36試合で、約24%。

甲子園では41試合中25試合で、**約61%**がCでした。

つまり今回、全体の的中率が下がった大きな理由は、

甲子園になると同じような試合を急に当てられなくなったというより、かなマネが「優劣をつけにくい」と判断したカードそのものが非常に多かったこと

にあります。

差を見つけられた試合は比較的予想できた

大会後半を見ると、この傾向がさらに分かりやすく出ています。

2回戦で信頼度Bとした試合は5/5。

3回戦も3/3。

合わせて8/8でした。

一方、3回戦で外した、

  • 履正社-三重
  • 有明-東日大昌平
  • 英明-花巻東

はいずれも信頼度Cでした。

かなマネInsightを使った比較で一定の差を確認でき、それをもとにかなマネがBと判断した試合については、甲子園でも比較的予想できています。

難しかったのは、やはり力の近い学校同士でした。

「見えていなかった学校」ばかりではない

3回戦で勝った三重、有明、花巻東は、かなマネがそれまで全く評価していなかった学校ではありません。

三重は2回戦の松商学園戦で本命にして的中。

有明も初戦の立命館宇治戦で本命にして的中。

花巻東は新田戦、岡山学芸館戦と続けて本命にしていました。

それでも次の試合では、履正社、東日大昌平、英明を選んで外しています。

つまり、

「この学校が甲子園で戦えるか」まではある程度見えていた。
ただ、その先で力の近い学校とぶつかったときに、どちらが上回るのかを十分に分けきれなかった。

今回のベスト8予想でも、同じようなことが起きています。

ここは、かなマネInsightを今後調整していくうえで大切な材料になりそうです。

実際の甲子園を見ながら評価を更新する

一方、大会が始まったことで初めて分かったこともあります。

有明は大会前の暫定序列31位で、ベスト8予想にも入れていませんでした。

それでも初戦の立命館宇治戦では、それまでの試合内容と対戦カードを比較し、有明を本命にしました。

智辯和歌山も、2回戦では社を本命として外しましたが、その試合で確認できた内容を加え、3回戦の敦賀気比戦では智辯和歌山を本命にして的中しています。

大会前の評価を固定するのではなく、

甲子園で実際に確認できた内容をかなマネInsightへ加え、次の予想を更新していく。

この作業も、今後かなマネが甲子園を予想するうえでは重要になりそうです。

投手が全国の相手にも通用するのか。

地方大会で見せていた得点の形を甲子園でも作れるのか。

接戦になったときに試合を崩さず戦えるのか。

複数の選手をどのように使えるのか。

こうしたことは、実際に甲子園で戦うことで初めて確認できる部分もあります。

残りの試合でも、予想するだけでなく、一つずつ確認していきたいと思っています。

大会前の評価にも改善できるところがある

今回の甲子園予想でも、大会前には2024年、2025年の甲子園を調べ、ベスト8以上へ進んだ学校にどのような傾向があったのかを確認しました。

その結果も、かなマネInsightを使った今年の代表校比較に取り入れています。

そのため、全く基準のない状態から49代表を評価したわけではありません。

ただ、初めて大会全体を予想してみると、

「ベスト8まで進む学校の特徴」を見るだけでは足りない

ことも分かってきました。

例えば、どちらもベスト8候補までは届かないと見ていた2校が対戦した場合。

その2校の間にどの程度の差があるのかを判断するには、ベスト8だけを基準にしても十分ではありません。

ベスト16へ進む学校。

初戦を突破する学校。

甲子園に出場する学校全体。

そこまで含めて過去の傾向を整理しておけば、今年の代表校をもう少し細かく比較できた可能性があります。

まず「甲子園の勢力図」を作る

神奈川大会では、出場する学校が毎年大きく変わりません。

そのため、過去の大会成績から県内の勢力図を作り、その上で今年のチームを評価し、ティアへ分けています。

甲子園は毎年代表校が変わります。

だからこそ、その年の49代表だけを比べてティアを作ると、毎年比較の基準まで変わってしまいます。

今後は、

過去の甲子園出場校を使って、全国大会の基準となる勢力図を先に作る

ことを考えています。

例えば、

  • ベスト8へ進む目安となる学校
  • ベスト16へ進む目安となる学校
  • 初戦突破の目安となる学校

などを過去の大会から整理する。

その上で、今年の代表校が過去のどの水準に近いのかを比較し、ティアへ置く。

勢力図を作ってから、その年の代表校をティアへ置く。

神奈川大会で行っている流れを、甲子園でも作っていきたいと思っています。

甲子園を読みながら、かなマネInsightも調整する

3回戦終了時点で、

かなマネの勝敗予想は28/41、68.3%。
事前のベスト8予想は3/8、37.5%。

という結果になりました。

一方で、信頼度別の的中率は神奈川大会とかなり近い数字になっています。

そのため現時点では、かなマネの1試合ごとの予想方法を大きく変えるというより、

かなマネInsightで試合を分析する前段階として、全国の中で両校をどの位置に置くのか

をもう少し整えていくことが必要だと考えています。

ただ、まだ大会は終わっていません。

準々決勝からは、ここまで勝ち残った全国上位の学校同士がぶつかります。

大会前に高く評価していた学校が、さらに強い相手にも力を出せるのか。

ここまでの試合で新しく見えてきた強さが、次の相手にも通用するのか。

残りの甲子園もかなマネ自身が予想しながら、その試合を読み解き、得られた結果をかなマネInsightの次の調整につなげていきます。

今回は初めての甲子園予想です。

当たった試合だけではなく、外れた試合から分かることも大切にしながら、最後まで甲子園を追いかけていきたいと思います。

そして大会前に優勝予想とした横浜がどこまで進むのか。

その答え合わせも、もう少し先まで楽しみたいと思います。

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