※記事中の%は、かなマネの見立てを分かりやすく示すための目安です。統計的に算出した確率ではなく、先発投手や当日の状態によって見方は変わります。
秋季関東大会の決勝は、横浜と健大高崎の対戦となりました。
横浜は帝京三を2-0で破り、健大高崎は慶應義塾との延長戦を5-4で制しました。決勝の基本線は、2点差以内で両校に勝機が残る接戦と予想します。
大会前は健大高崎を優勝候補に挙げましたが、決勝では福井・小林の両投手で試合を組み立てられる点を評価し、横浜を僅かに上に取ります。
| 対戦 | 予想スコア | 勝敗の見立て | 信頼度 |
|---|---|---|---|
| 横浜-健大高崎 | 横浜 3-2 健大高崎 | 横浜60%・健大高崎40% | C |
信頼度C:勝敗が入れ替わる可能性も十分にある接戦予想。
横浜は先制し、追いつかれる前に次の1点を
横浜が目指したいのは、早い回に先制し、投手陣でリードを守りながら追加点を奪う展開です。
準決勝では福井那留が6回、小林鉄三郎が3回を投げ、2人で1安打・無四死球。先発から救援へ替わっても、帝京三に反撃の機会をほとんど与えませんでした。
決勝の先発は小林を第一候補に考えます。準決勝を30球で終えており、福井を救援に残す形が取れます。福井が先発する場合も含め、2人をどう組み合わせるかが注目です。
打線は、準決勝の2得点だけで評価を下げる必要はありません。8四死球を得て好機を作っており、県大会決勝では慶應の湯本琢心から3回で3得点しています。関東大会の初戦、準々決勝では、一度の攻撃で複数点を奪う力も見せました。
決勝では、1点の重みを意識した慎重な試合運びを予想します。先制や追加点が欲しい場面ではバントで走者を得点圏へ進め、安打や犠飛で1点を狙う。一方、複数得点で点差を広げたい場面では、エンドランなどで好機を広げる攻撃も考えられます。点差や打順に応じた攻め方に注目です。
1点を先制し、健大が追いつく前にもう1点。大量リードがなくても、この積み重ねができれば横浜の望む展開です。
健大高崎は点差を広げさせず、好機に逆転へ
健大高崎は、横浜に先制されても1~2点差にとどめ、一度の好機で同点・逆転まで持っていきたいところです。
慶應戦では、6回に神崎翔斗の四球と盗塁から、萩原雄大の適時打で先制。7回に3点を奪われると、その裏に四球と田中仁吾の二塁打で好機を作り、中山誠一朗の適時打で追いつきました。
出塁した走者を進め、最後に安打で返す攻撃があります。横浜の投手陣からも、走者を出した回を逃さず、複数点につなげられるかが重要です。
投手は石垣聡志を先発の第一候補に置きます。ただし、準決勝は10回129球の完投。連戦となる決勝では、先発するか救援に回るか、どこまで投げるかが大きな焦点になります。
健大としては、石垣以外が投げる時間帯も含め、横浜の好機を小さな失点で切りたいところです。終盤まで1~2点差なら、連打や長打で試合をひっくり返す余地が残ります。
そして、逆転した直後の守備までが勝負です。横浜の攻撃をそこで止め、リードを保てるかが逃げ切りにつながります。
得点した直後の攻守が、試合を分ける
序盤は横浜が先制機を作り、健大が得点を最小限に抑える攻防を予想します。横浜が先行しても、中盤までは同点か1~2点差で進む見立てです。
健大も、終盤まで攻撃を待つわけではありません。早い回から得点を狙いながら、追う展開になっても追加点を防ぎ、逆転できる距離を保ちたいところ。横浜はその粘りに対し、次の好機でもう1点を加えられるかが問われます。
春の直接対決では、健大が二度リードを奪い、横浜が9回に逆転しました。当時と投手陣は異なりますが、現在の主力にも、その接戦を経験した選手が残っています。
今回も先制点だけで決まるとは見ていません。
横浜が追加点を取れば、健大はその後の失点を止めて反撃へ。健大が追いつき、あるいは逆転すれば、横浜は次の攻撃で取り返せるか。得点した直後に相手を抑え、次の攻撃へつなげられるかが、終盤の主導権を左右しそうです。
展開別の予想
| 展開 | 展開予想の目安 | 代表スコア |
|---|---|---|
| 横浜が先行を守る、または競り合いから抜け出し、2点差以内で勝つ | 45% | 横浜 3-2 健大高崎 |
| 健大が逆転して守るなど、2点差以内で勝つ | 35% | 健大高崎 4-3 横浜 |
| 横浜が好機に複数点を奪い、3点差以上で勝つ | 15% | 横浜 6-2 健大高崎 |
| 健大が横浜の反撃を抑え、3点差以上で勝つ | 5% | 健大高崎 5-2 横浜 |
※予想スコアは、各展開をイメージするための代表例です。
最も重く見るのは、横浜が僅かなリードを守る展開です。打線が大量点を取れなくても、小林・福井の両投手で健大の得点機会を減らせると予想します。
一方、健大が接戦を保って終盤に複数点を奪い、その直後の横浜の攻撃を抑えれば、勝敗は入れ替わります。
横浜が追いつかれる前に次の1点を取るのか。健大が点差を保ち、好機に逆転するのか。この攻防を、決勝の中心に置きます。
コメント