神奈川県秋季大会研究②

夏大会2026

神奈川県秋季地区予選の構造を読む

~県大会出場校はどれくらい固定されているのか~

秋季地区予選は、新チーム最初の公式戦です。

毎年、「今年はどの学校が県大会へ進むのか」という話題になりますが、実際には地区によって県大会へ進む学校の傾向は大きく異なります。

そこで、かなマネでは2023~2025年の3年間を対象に、各地区の県大会出場校を調査しました。

学校ごとの出場回数から、

  • Aランク(3年連続出場)
  • Bランク(3年間で2回出場)
  • Cランク(3年間で1回出場)

に分類し、「県大会出場校はどの程度固定されているのか」を分析しています。


地区によって固定度は大きく違う

分析すると、地区ごとに大きく4つの特徴が見えてきました。

地区A・Bランク占有率特徴
北相約90%固定型
湘南・西湘約85%安定型
川崎・横浜北約82%厚層競争型
横浜南・横須賀約81%二層型

※A・Bランク占有率=直近3年間の県大会出場枠のうち、A・Bランク校が占めた割合

この数字を見るだけでも、地区によって予選の性格が大きく異なることが分かります。


北相地区|最も固定度が高い地区

北相地区は、A・Bランク校が県大会出場枠の約90%を占めています。

つまり、新しく県大会へ進出する学校は少なく、毎年ほぼ同じ学校が県大会を争っている地区です。

もちろん順位の入れ替わりはありますが、「県大会へ進む学校」は比較的予測しやすい地区と言えます。


湘南・西湘地区|常連校中心の安定型

湘南・西湘地区もA・Bランク校が約85%を占めています。

平塚学園、日大藤沢、相洋、立花学園、鎌倉学園などの常連校を中心に、県大会出場争いが形成されています。

波乱はあるものの、毎年の顔ぶれは比較的安定しています。


川崎・横浜北地区|候補校が非常に多い

川崎・横浜北地区は、固定校が多いというより、

「県大会を狙える学校そのものが多い」

ことが特徴です。

A・Bランク校だけでも20校以上あり、公立・私立ともに実力校が集まっています。

そのため、毎年の組み合わせによって勢力図が大きく変わる地区と言えます。


横浜南・横須賀地区|二層構造

横浜南・横須賀地区は少し特殊です。

Aランク校は4地区で最も多い一方、

Cランク校も最も多くなっています。

つまり、

  • 毎年県大会へ進む常連校
  • 数年に一度県大会へ進む学校

この2つのグループが共存しています。

固定校は多いものの、新しい学校が県大会へ顔を出す可能性も高い地区です。


この分析をどう活用するのか

秋季地区予選では、

「この学校が強そう」

だけでは、なかなか全体像は見えてきません。

かなマネでは、

  • 地区ごとの固定度
  • 会場校
  • 夏大会の結果
  • 新チームの戦力

これらを組み合わせながら、地区予選を分析していきます。

Aランクだから必ず勝つということではありません。

しかし、どの地区が波乱になりやすいのか、どこが例年通りに進みやすいのかを知ることで、秋季大会はさらに面白く見えてきます。


かなマネ研究メモ

今回の分析では、「県大会へ進む学校は思っていた以上に固定されている地区」と、「毎年顔ぶれが変わりやすい地区」があることが分かりました。

今後はここに夏大会の成績や新チームの戦力を重ね合わせることで、「今年は例年通りなのか、それとも波乱の年なのか」まで読み解いていきたいと考えています。

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