神奈川県秋季大会研究①

秋大会

【2026年】神奈川県|秋季県大会出場校の傾向

直近3年間の出場実績から見る「県大会への近さ」

秋季神奈川県大会は、新チーム結成後まもなく行われる大会です。

夏からメンバーが大きく入れ替わるため、春や夏の成績だけでは各校の立ち位置を判断しにくい一方、地区予選を突破して県大会へ進む学校には、一定の継続性も見られます。

そこで、かなマネでは2023~2025年の秋季県大会出場実績を基準に、県大会への出場頻度をA~Eの5段階に整理しました。

これはチームの絶対的な強さを評価するものではありません。あくまで、各校が近年どの程度の頻度で秋の地区予選を突破しているかを表したデータです。


出場頻度ランクの基準

ランク直近3年間の出場回数位置付け
A3回3年連続で県大会出場
B2回3年間で2回出場
C1回3年間で1回出場
D0回直近3年間は未出場だが、直近5年間では出場あり
E0回直近5年間も県大会出場なし

集計期間

  • 直近3年間:2023~2025年
  • 直近5年間:2021~2025年

ランク分けは直近3年間を基準とし、直近5年間の出場回数も長期的な安定性を確認するために併記しています。


Aランク|3年連続出場

44校

直近3年間の秋季県大会に、すべて出場している学校です。

学校直近3年直近5年
向上3回5回
山手学院3回5回
川和3回5回
市ケ尾3回5回
平塚学園3回5回
慶應義塾3回5回
日大3回5回
日大藤沢3回5回
旭丘3回5回
星槎国際湘南3回5回
東海大相模3回5回
桐光学園3回5回
桐蔭学園3回5回
横浜3回5回
横浜創学館3回5回
横浜商3回5回
横浜商大3回5回
横浜栄3回5回
横浜清陵3回5回
横浜隼人3回5回
橘3回5回
武相3回5回
法政二3回5回
湘南学院3回5回
相模原3回5回
相模原弥栄3回5回
相洋3回5回
立花学園3回5回
綾瀬3回5回
藤沢翔陵3回5回
金沢3回5回
鎌倉学園3回5回
麻溝台3回5回
三浦学苑3回4回
伊志田3回4回
厚木北3回4回
湘南工大附3回4回
白山3回4回
藤嶺藤沢3回4回
追浜3回4回
鶴見大附3回4回
大和3回3回
横浜南陵3回3回
金沢総合3回3回

Aランクには、県上位の常連校だけでなく、公立校や中堅校も多く含まれています。

ここで表しているのは県大会での勝ち上がりではなく、新チームになっても地区予選を突破し続ける安定性です。

特に、直近5年間でも5回出場している学校は、複数世代にわたって県大会出場を継続しています。

一方、大和、横浜南陵、金沢総合は、5年間では3回出場ですが、その3回がすべて直近3年間に集中しています。近年、県大会出場が定着してきた学校として注目できます。


Bランク|3年間で2回出場

35校

直近3年間のうち、2回県大会に出場している学校です。

学校直近3年直近5年
上溝南2回4回
住吉2回4回
光明相模原2回4回
厚木西2回4回
川崎総合科学2回4回
平塚江南2回4回
柏木学園2回4回
横須賀学院2回4回
湘南2回4回
相模原城山2回4回
神奈川工2回4回
藤沢清流2回4回
鶴嶺2回4回
麻布大附2回4回
アレセイア湘南2回3回
多摩2回3回
大和西2回3回
川崎北2回3回
川崎工科2回3回
希望ケ丘2回3回
慶應藤沢2回3回
有馬2回3回
磯子工業2回3回
舞岡2回3回
荏田2回3回
足柄2回3回
七里ガ浜2回2回
中大横浜2回2回
座間総合2回2回
横浜桜陽2回2回
横浜翠嵐2回2回
横須賀大津2回2回
横須賀総合2回2回
津久井浜2回2回
港北2回2回

Bランクは、県大会に安定して出場する力を持ちながら、年度によって地区予選で敗れることもある学校です。

同じBランクでも、直近5年間で4回出場している学校と、最近になって出場回数を増やしている学校では傾向が異なります。

たとえば、上溝南や光明相模原、平塚江南、湘南などは5年間で4回出場しており、長期的にはAランクに近い安定性があります。

七里ガ浜、中大横浜、横浜翠嵐、横須賀大津、港北などは、直近5年間の出場がそのまま直近3年間に集中しています。近年の上昇傾向を見るうえで注目したいグループです。


Cランク|3年間で1回出場

40校・チーム

直近3年間のうち、1回県大会に出場しています。

学校・チーム直近3年直近5年
上矢部1回3回
松陽1回3回
横浜瀬谷1回3回
横浜立野1回3回
横浜翠陵1回3回
霧が丘1回3回
元石川1回2回
光陵1回2回
南1回2回
厚木1回2回
城郷1回2回
大磯1回2回
座間1回2回
戸塚1回2回
旭1回2回
桜丘1回2回
横浜緑ケ丘1回2回
浅野1回2回
神奈川大附1回2回
綾瀬西1回2回
茅ケ崎北陵1回2回
藤沢西1回2回
西湘1回2回
金井1回2回
関東学院1回2回
鶴見1回2回
上鶴間1回1回
橘学苑1回1回
生田1回1回
秦野曽屋・二宮1回1回
高浜1回1回
小田原北(大井・小田原城北工)1回1回
横浜氷取沢1回1回
百合丘1回1回
相模田名1回1回
麻生・津久井・橋本・愛川連合1回1回
寒川・湘南学園1回1回
秦野曽屋・二宮・足柄1回1回
関東六浦1回1回
麻生・高津・横浜旭陵1回1回

Cランクは、県大会への出場経験はあるものの、直近3年間では継続出場に至っていない学校です。

ただし、Cランクを単純に「Bランクより力が下」と見ることはできません。

秋は新チーム発足直後であり、地区ごとの組み合わせや参加校数、代表枠、投手の完成度などに結果が左右されます。直近5年間で複数回出場している学校は、次年度以降に再び県大会へ戻る可能性も十分あります。


Dランク|直近3年間は未出場

12校・チーム

2023~2025年には県大会出場がありませんが、2021年または2022年には出場実績があります。

学校・チーム直近3年直近5年
小田原0回2回
海老名0回2回
平塚工科0回1回
逗子・逗葉0回1回
サレジオ学院0回1回
平塚湘風0回1回
新羽0回1回
東0回1回
柏陽0回1回
相原0回1回
逗子開成0回1回
田奈・横浜緑園・横浜旭陵・釜利谷・永谷・横浜明朋・藤沢総合・横須賀南・海洋科学0回1回

Dランクは、直近3年間では県大会から遠ざかっているものの、5年間の範囲では地区予選を突破した経験がある学校です。

過去の出場実績が現在のチーム力を直接示すわけではありませんが、学校として県大会出場を経験している点は、Eランクとの違いになります。


Eランク|直近5年間で出場なし

Eランクは、2021~2025年の秋季県大会に出場していない学校・チームです。

年度によって連合チームの構成や大会参加状況が変わるため、本ページでは個別の一覧を掲載せず、直近5年間の県大会出場記録が確認できない学校をEとして扱います。

Eランクは「チーム力が低い」という意味ではありません。

県大会への出場歴がない学校でも、組み合わせや世代の特徴によって、地区予選を突破する可能性はあります。特に秋は公式戦データが少ないため、Eランクからの県大会進出が大会の注目点になります。


データから見える傾向

1.3年連続出場は44校

直近3年間で毎年県大会に出場しているのは44校です。

県大会の出場校数を考えると、毎年すべての顔ぶれが入れ替わるわけではなく、一定数の学校が継続して地区予選を突破していることが分かります。

秋は新チームの完成度が低い時期ですが、その中でも継続して県大会へ進む学校には、次のような共通点があると考えられます。

  • 新チームへの移行が比較的スムーズ
  • 複数学年に投手や主力選手を配置できている
  • 地区予選を突破するための試合運びが安定している
  • 毎年一定の部員数と競争環境を確保している

2.近年になって定着した学校もある

直近5年間の出場回数が3回で、そのすべてが2023~2025年に集中している学校もあります。

大和、横浜南陵、金沢総合などは、この3年間で毎年県大会に出場しています。

長期的な伝統だけでなく、最近の継続性を捉えるためには、5年間より3年間を基準にした方が現在の傾向を反映しやすいと考えられます。

3.同じランクでも傾向は異なる

たとえばBランクには、次の2種類があります。

  • 5年間を通して安定して出場している学校
  • 直近2~3年間で出場が増えている学校

同じ「3年間で2回出場」でも、過去からの安定校なのか、最近力を伸ばしている学校なのかで意味が変わります。

そのため、かなマネでは直近3年間をランクの基準としながら、直近5年間の出場回数も併せて確認します。


このランクの使い方

この出場頻度ランクは、秋の地区予選を予想する際の基礎データとして使用します。

ただし、出場頻度だけで勝敗を決めることはできません。

実際の予想では、次の情報と組み合わせて判断します。

  • 夏大会に出場した下級生
  • 新チームに残る投手
  • 直近大会の得点・失点傾向
  • 地区予選の組み合わせ
  • 各地区の代表枠
  • 連合チームや部員数の変化
  • 監督交代やチーム体制の変化

Aランクの学校が必ず県大会へ進むわけではなく、C~Eランクの学校にも突破の可能性があります。

このランクは「強さの序列」ではなく、近年どの程度、秋の県大会へ進んでいるかを確認するための現在地としてご覧ください。


集計上の注釈

  • 学校名は現在の表記を基本に統一しています。
  • 「慶応」は「慶應」、「湘南工大付」は「湘南工大附」、「鶴見大付」は「鶴見大附」、「神奈川大付」は「神奈川大附」、「麻布大付」は「麻布大附」としています。
  • 「城山」は「相模原城山」、「瀬谷」は「横浜瀬谷」として整理しています。
  • 小田原北は、2024年に「大井・小田原城北工」の連合チームとして出場しているため、**小田原北(大井・小田原城北工)**と表記しています。
  • 二宮と秦野曽屋は、2023年に「秦野曽屋・二宮」、2025年に「秦野曽屋・二宮・足柄」として県大会に出場しています。
  • 構成校が異なる連合チームは、原則として別チームとして集計しています。
  • 不戦勝の対戦校も県大会出場校に含めています。
  • 雨天中止やノーゲーム後に同一カードが成立した場合は、出場回数を重複して計上していません。

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【2026秋・神奈川県|地区予選 事前分析】シリーズ
▶【2026年】神奈川県|秋季県大会出場校の傾向
▶神奈川県秋季地区予選の構造を読む~県大会出場校はどれくらい固定されているのか~

【2026秋・神奈川県|地区予選 事後分析】シリーズ
▶ 分析① 県大会出場81校が決定|地区予選を振り返る
▶ 分析② 過去3年の出場実績は今年もつながった?
▶ 分析③ A・B以外の21校はどこから県大会へ進んだ?
▶ 分析④ なぜ県大会出場校の入れ替わりが起きた?

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