2026年秋の地区予選が終了し、県大会へ進む学校が出そろいました。
次はいよいよ県大会の組み合わせ抽選です。
組み合わせが決まれば、どの学校と何回戦で当たるのかによって、ベスト16やベスト8までの道のりは大きく変わります。
そこで今回は抽選会を前に、地区予選までの結果と近年の秋大会の実績から、各校をどのあたりに見ているのかを整理します。
これはランキングやティアではありません。
かなマネでは、過去の秋大会で上位へ進んだ学校が、地区予選からどのような勝ち上がり方をしていたのかを確認し、その傾向と2026年の地区予選を比べながら見ています。
今回の見方
今回特に見ているのは、
近年どのあたりまで勝ち上がっているか
地区予選で安定して試合を優位に進められたか
複数試合で失点を抑えられたか
実績のある学校との直接対戦でどの程度戦えたか
といった部分です。
また、地区予選の得点数については、そのまま比較しすぎないようにしています。
コールドゲームでは試合が途中で終了するため、例えば「12点取った学校の方が8点取った学校より攻撃力が上」と単純には言えません。
大量得点も、対戦相手との力関係によって生まれた可能性があります。
そのため、得点数そのものよりも、
相手が変わっても優勢な試合を続けられたか
という傾向を重視しています。
一度だけ大量失点した学校についても、それだけでは大きく評価を下げません。
秋は新チームになって最初の大会で、複数の投手や選手を試している可能性もあるためです。
ベスト8以上まで考えたい学校
抽選前の段階で、かなマネがベスト8以上まで視野に入れているのは、
横浜、慶應義塾、平塚学園、桐光学園、日大藤沢、法政二、桐蔭学園、向上、横浜隼人、横浜商業、鎌倉学園、三浦学苑
あたりです。
もちろん、この12校をそのままベスト8予想にするわけではありません。
近年の秋大会で上位へ進んできた実績があり、2026年の地区予選でも大きく崩れていない学校を中心に挙げています。
慶應義塾は17-0、10-0、15-0。
平塚学園も7-0、9-0、8-1と、3試合を通して安定した内容でした。
法政二も10-0、7-0、14-0と3試合無失点。
日大藤沢、桐蔭学園、向上なども、地区予選では複数試合で優勢な内容を続けています。
一方、横浜は今年の地区予選を戦っていないため、同じようには比較できません。
ただ、2023年秋準優勝、2024年秋優勝、2025年秋優勝と、近年の県大会では毎年決勝まで進んでいます。
そのため抽選後は、横浜とどのラウンドで当たる組み合わせなのかも大会全体を見る大きなポイントになりそうです。
ベスト16付近
ここは人数が多いため、さらに3つに分けます。
ベスト8も見えてくる学校
東海大相模、日本大学、武相、川和、橘、横浜清陵、横浜創学館
ベスト16入りをかなり現実的に考えながら、組み合わせによってはベスト8以上まで見たい学校です。
東海大相模は、近年の実績だけを見れば明らかに県上位です。
2023年ベスト4、2024年準優勝、2025年ベスト4と、3年続けてベスト4以上へ進んでいます。
ただ、今年の地区予選では相模原に3-2。
相模原はここ3年、毎年県3回戦まで進んでいます。
そのため今年の東海大相模については、学校としての実績は十分に評価しつつも、新チームとしてベスト8以上まで行けるかは県大会で改めて見たいと考えています。
川和、日本大学、武相、横浜清陵、横浜創学館なども、近年の実績と今年の地区予選を合わせると、ベスト16より先まで考えられる学校です。
特に横浜創学館は、近年の最終到達だけを見ると3回戦敗退もありますが、慶應や横浜と早い段階で対戦した年もあります。
そのため、単純な到達回戦だけでは評価しにくい学校の一つです。
ベスト16争いの中心に見ている学校
相模原、横浜商大、湘南学院、藤沢翔陵、湘南工大附、相洋、立花学園
このあたりは、ベスト16へ進んでも不思議ではありませんが、県3回戦までで止まる展開も十分考えられる学校です。
相模原は2023、2024、2025年と3年連続で県3回戦まで進出。
今回の整理では、ベスト16前後を考えるときの比較の目安になる学校として見ています。
今年は東海大相模にも2-3。
例年と同じ位置にいるだけでなく、もう一段上へ進む可能性も感じさせる地区予選でした。
横浜商大は2試合で大きくリードして勝った一方、横須賀大津には11-14で敗れています。
ただ、一試合の敗戦だけで大きく下げるのではなく、県大会でもう一度見たい学校です。
立花学園も星槎国際湘南に1-3で敗れましたが、その後は10-3、代表決定戦では7-1。
一度敗れた後にしっかり立て直して県大会出場を決めました。
ベスト16を狙う位置に入ってきた学校
藤嶺藤沢、多摩、星槎国際湘南、桜丘、横須賀大津、伊志田
ここには、近年の実績だけなら県1〜3回戦争いに置く学校も含まれます。
ただ、2026年の地区予選でベスト16争いへ入ってくる材料が見えたため、このグループに置きました。
多摩は桐光学園に6-8。
星槎国際湘南は立花学園に3-1で勝利。
桜丘は湘南学院を3-1で破り、横須賀大津も横浜商大に14-11で勝っています。
こうした試合は、弱い相手への大勝以上に参考になります。
近年ベスト16前後まで進んでいる学校を相手に、実際にどこまで戦えたか
を見ることができるからです。
伊志田は少し違うタイプです。
12-2、16-2、9-2と、地区予選では3試合とも優勢な内容でした。
一方で、上位進出実績のある学校との直接対戦はありません。
そのため、地区予選の内容からベスト16争いへ入る可能性は感じるものの、県大会で相手のレベルが上がったときにどうなるかはまだ分からない、という見方です。
県1〜3回戦を中心に見る学校
ここまでに挙げなかった県大会出場校は、まず県大会1〜3回戦を中心に見ています。
ただし、このグループからベスト16へ進む学校が出ないという意味ではありません。
山手学院は横浜隼人に2-4。
横浜栄は横浜創学館に4-5。
松陽も三浦学苑に2-4でした。
敗れた試合でも、上位候補との距離がそれほど大きくなかった学校があります。
また、小田原、アレセイア湘南、光明相模原、相模原弥栄など、地区予選で安定した内容を見せた学校もあります。
こうした学校は、抽選の組み合わせによって一気にベスト16候補へ入ってくる可能性があります。
むしろ秋大会では、ここから今年新しく上位へ進む学校が出てくるかも注目したいところです。
抽選後にもう一度見直す
今回整理したのは、あくまで組み合わせが決まる前の見立てです。
抽選後は、
その学校がベスト16までに誰と当たるのか
を重ねて考えます。
ベスト8以上まで考えている学校でも、上位候補同士が早いラウンドで当たれば、どちらかはそこで敗退します。
逆に、ベスト16付近や県1〜3回戦を中心に見ている学校でも、組み合わせによっては上位へ進むチャンスが大きくなります。
特に近年の秋大会では横浜が3年続けて決勝へ進んでいるため、横浜と何回戦で当たるのかも大きなポイントになりそうです。
抽選会後は今回の整理を土台に、各ブロックについてベスト16の本命と、必要な場合には対抗校まで予想していきます。
過去の結果だけで今年を決めるのではなく、過去の勝ち上がり方を参考にしながら、地区予選で見えた2026年の変化も拾っていく。
そんな形で、今年の秋大会を見ていきたいと思います。
【2026秋・神奈川県|地区予選 事後分析】シリーズ
▶分析① 2026秋・神奈川県大会出場81校が決定|地区予選を振り返る
▶分析② 2026秋・神奈川地区予選|過去3年の出場実績は今年もつながった?
▶分析③ 2026秋・神奈川地区予選|A・B以外の21校はどこから県大会へ進んだ?
▶分析④ 2026秋・神奈川地区予選|なぜ県大会出場校の入れ替わりが起きた?
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